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【宗教部】真言神道(御流神道・唯一神道)伝授のご案内

謹啓 梅雨の候、諸大徳各位には二利双修の御事とお慶び申し上げます。
このたび種智院大学では、稲谷祐慈僧正を大阿にお迎えし、3会にわたって真言神道の伝授を開筵する運びになりました。
真言神道は、古来日本独自の宗教観をもとに神仏習合などとして展開しましたが、明治維新や戦後の混乱の中で、かなり失伝したと思われます。近年、仏教系の神道が再び注目されるようになりました。
そのため、本学では真言神道(御流神道・唯一神道)を、稲谷祐慈僧正を大阿にお迎えし、伝授していただくことになりました。諸大徳におかれましては、ぜひご受法いただきますよう、ご案内申し上げます。
合掌

種智院大学宗教部

申込資格は下記の方に限ります。
その他詳細は下記リンクをクリックし、ダウンロードされたPDFからご確認下さい。

■申込資格

 1.真言宗僧侶
 2.他宗派僧侶
 3.本学が認める者(神職関係者) 

■申込期日
平成27年7月31日(金)当日消印有効

■問い合わせ・お申込み
種智院大学 宗教部
〒612-8156 京都市伏見区向島西定請70番地
Tel 075-604-5600 Fax 075-604-5610

■ダウンロード

6/11(木) 降誕会法要について

降誕会法要を下記の通り行います。

降誕会とは、仏教の宗派の一つである真言宗を開かれた弘法大師空海のお誕生をお祝いする法要です。
弘法大師は775年6月15日に生まれたと伝えられています。
本学では毎年6月15日前後に宗祖のお誕生と、中興の祖であり新義系の礎を築いた興教大師覚鑁(こうぎょうだいし・かくばん)のお誕生もあわせてお祝いしています。

本学での法要は、古義(こぎ)・智山(ちざん)・豊山(ぶざん)の三派それぞれの声明で法要を行います。

声明(しょうみょう)とは、仏教経典の言葉などに節をつけて、法要など儀礼の際に唱える宗教音楽で、仏さまの教えを讃歎する仏教の聖歌です。
声明は、仏教の発展とともにインドで生まれ、中国や朝鮮半島を経由して日本に伝わりました。平安時代末から鎌倉時代にかけて大きく発達し、その後、宗派ごとに独自の発展をしました。

現在伝わる真言声明は、南山進流(高野山、京都・古義系真言宗各派)、智山声明(京都・智積院)、豊山声明(奈良・長谷寺)に大別されます。本学ではこれら三派合同の一般の寺院ではみられない法要を執り行っています。

当日は法要に先立ち、近隣の福祉施設まで行道し、利用者さんの健康と幸福を祈願させていただいています。

法要への参詣は、だれでも可能です。予約等も必要ありませんので気兼ねなくお越しください。
学内には若干ですが駐車場もあります。皆様お誘い併せの上ご参詣ください。

法要の模様はインターネットを利用し、ライブ配信する予定です。
インターネットにつながるパソコン・テレビ・スマートフォンがあればどこからでも無料で試聴できます。
※閲覧視聴は無料でできますが、通信にかかるパケット料金が発生する場合があります。

平成27年6月11日(木)
9:30 法要開始(中継開始)
12:30 法要終了予定

降誕会法要 詳細