人文学部【仏教学科】

理想と実践の両面から真言密教を探る

弘法大師 空海を祖とする真言密教を中心に、仏教・密教の源流とその教義を、インド発祥の諸宗教や各国の仏教との関連性から多角的に学びます。 また、日本文化に深く根付いている密教の思想を、仏画や梵字、仏像彫刻といった仏教芸術に触れることで体感します。そのほか、講義では語学力の養成も重視。 サンスクリット語やチベット語、古典漢語で書かれた経典をひも解きながら仏教文化への理解を深めていきます。

さらに、お経の読み方や法要の行い方などの修得を通じて、僧侶を志すための素養も身につけます。 普段お寺のお堂でしか学べなかったこれらの儀礼が教室で実践的に学べ、将来真言宗の僧侶を目指す人はもちろん、 一般学生にとっても密教の聖なる世界の一端を感じることのできる貴重な機会となるはずです。

専門的な3コースでより深いレベルの知識を習得

知的探究心に合わせ、深く仏教を究める。

インド学仏教学コース

仏教の持つ精神文化・哲学を深く学ぶ

仏教、ヒンドゥー教などインド発祥の諸宗教について、その思想や文化を人類の精神文化として学びます。 また、チベット・中国・日本と伝わってきた仏教を学ぶために、サンスクリット語、チベット語などの科目を設け、文献研究の基礎となる語学力の要請にも力を入れています。
国内にとどまらず、世界の宗教文化を学びたい学生に最適なコースです。

真言密教コース

真言密教の実践的な儀礼を一流教授陣から学ぶ

密教は理論と実践によって成り立っており、理論を「教相」、実践を「事相」と呼びます。
本コースでは、弘法大師の著作を中心に、文献、研究資料から「教相」を学ぶとともに、仏教音楽である声明(しょうみょう)や儀式の作法である法式(ほっしき)など、 僧侶として必要な素養を「事相」から実践的に学びます。日本以外にも、アジアの各地域で独自に展開してきた密教についてもアプローチしていきます。

密教芸術コース

文献の中にとどまらない、密教の思想を体感する

日本文化の中に深く溶け込んでいる密教の精神世界を作品や作例を通じ体感します。 とりわけ密教画や梵字悉曇(ぼんじしったん)、仏像彫刻などの実習科目では、作品制作を通じて高度な技法に触れ、仏教美術への理解を深められるのも大きな魅力です。
歴史・美術・民俗学や考古学などの学際的な分野と連携しつつ、学びを進めます。

履修科目

仏教学科に関連する主な共通教育科目

基幹教養 種智院学・仏教入門・密教入門
言語教養 仏教英語、サンスクリット語・チベット語
キャリア支援 寺院運営論

主な専門科目

概論 仏教学概論・真言学概論・密教文化概論
地域・歴史的展開 仏教史・祖師概説・真言宗史・密教史・法流概説
教理的展開 仏教教理学・真言教理学・密教教理学・仏教文化学・密教文化学・インド文化学
特殊講義 仏教学研究・真言学研究・密教学研究
講読 仏教学講読・密教学講読・真言学講読・密教文化講読
実習 梵字悉曇・密教画・法式・声明・布教法・宗教音楽実習・仏教美術実習・密教瞑想法・仏像彫刻

演習科目

教養演習・仏教学基礎演習・仏教学専門演習・仏教学卒論演習

学年別履修内容

1年次 学びの基礎を固める
日本文化や社会生活に関わる仏教を理解する下地をつくります。語学の習得など、研究に必要な基礎知識も身につけていきます。
2年次 理解を深めながらテーマを絞り込む
仏教の経典や論書を読んで、仏教に関する理解を深めながら、自分の研究したいテーマを絞り込んでいきます。
3年次 専門的で深い知識を習得する
興味に合わせて3つのコースから選択し、より専門的で深い知識を習得。卒業論文のテーマも決定します。
4年次 自分の研究テーマをまとめる
学びの総仕上げとして、卒業論文を作成。ゼミ担当教員の指導を受けながら、自分の研究テーマをまとめ上げていきます。

仏教学科で取得できる資格

高等学校教諭一種免許 公民・宗教
社会福祉主事(任用資格)

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